Episode 8
《登場キャラクター》
ネコとか色々。
ー前回までのあらすじー
耽美派マダムキラー・にいちゃんによって創られた「アメリカ村」。
その要となる最外縁防壁「ウォール・ホシオキ」の秀逸なフライトにより
ウォール・ナンゴー内への撤退を余儀なくされた一同。
移転装置に乗って辿り着いた先には意外な物が……
という展開にしたまま何も思い付かず1ヶ月以上が経過し本当に「月間」となってしまった本編であるが
凍った道で転びそうになっても無意識に前回り受け身が発動する辺りは流石やな、と思っているらしい。
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しげる「…………オイ!何だアレ!?」
「…………」
ふー神「あれは」
ふ「レオンの像だ」
し「レオンの像……?」
らー神「その昔……」
ふ「ここから回想シーンだ」
ディル「ちゃんと説明入んねやw」
ら「旧バレンティア歴1192年…」
ら「お前ラーの祖先が初めてSINを倒した時の事ラー」
ら「まさに今の状況と同じ、ウォール・ナンゴーに追い詰められ、窮地に追い込まれた時ラー」
ら「当時、唯一無二の召喚士として名高かったレオン・エルキュール・ローゼンバーグ卿は禁じられた最終奥義……九曲召喚を放ち、完全にモンスターを消し去ったのラー」
ふ「だがその代償として彼はあの様な姿となり未来永劫尽きぬ沈黙へと」
デ「いや画像関係あれへんやん」
ポル「にいちゃんの好きな女優さんの話ニャー」
し「でも倒したのにまた復活したのは……?」
ら「それは謎ラー」
ふ「もしかしたらこの像が鍵を握っているのかもしれん」
ポ「ご利益あるニャー?」
ら「お前ラーの力を示せば、これかラーのヒントを得られるかもしれないラー」
しげる「ぉお、どうすれば……」
ふ「ありったけの力で語り掛けるのだ」
「?」
し「とにかくやるだけやってみるか!」
「おぉぉぉおらぁぁ!」
ら「力のバランスが悪いラー!」
ふ「正面から行け!」
「ぅおぉぉおぉぉおお!」
ら「その調子ラー!」
ポ「疲れたニャー」
「ブッ」
ふ&ら「あ」
「こるぉあぁあ゛ー!!!!!!!!」
「ニャー!」
「目覚めたー!」
「ぐへ」
レオンの像「途中で止めるでない!」
ポ「は、はじめましてニャー」
デ「った……」
し「あなたは………?」
レ「さっきそこの坊ズから説明があったぢゃろうて」
レ「ワシは世が再び乱れ、力のある者が立ち上がり、最善へと導く時が来た時に目覚める感じな設定で、と言われておる」
デ「設定なんや」
ポ「これからどうしたらいいニャー?」
レ「いやもちょいワシに興味持たんか 昔の救世主ぢゃぞ?」
し「時間が無い!多分!それは明日教えて下さい!」
レ「明日はトリミングに行かねばならぬからな……」
デ「普通に生活しとんのかい!」
レ「お主らにはまだ充分な力が備わっておらぬ 修行するのぢゃ」
ポ「?( ・ω・)?」
し「………どこで……?」
レ「ワシの像の下に地図がある。それを辿って行くのぢゃ」
デ「…………ほな………」
「せい!」
「ぶっ」
ポ「あったニャー!」
デ「これが……」
ポ「まるひニャー」
し「めくってみよう」
「?」
To be continued
(*´ω`*)