個人的耽美論 in はてな

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Aldious~DVD「District Zero Tour~Live at Shibuya O-EAST~」 レビュー②

こんばんは、TBSGSのにいちゃんです。


では早速!





……とお気付きの方も4名様程いらっしゃるかもしれませんが



レビュー①でFC入会の話をし、その日付が4/9。その前からこちらのDVDは手に入れていたので…… 




そう、このレビューを纏めるのに1ヵ月半以上の月日を要しております( v^-゜)♪





「District Zero Tour~Live at Shibuya O-EAST~」 !



あ、先に、個人的に曲の好き度評価を☆と★で表し、先にセットリストも書いておきます( ´∀`)








〈評価〉
★★★★★~フォーエバー
★★★★☆~かなり好き
★★★☆☆~ええやん
★★☆☆☆~まあまあ
★☆☆☆☆~即落ち







<セトリ>
1,White Crow ★★★★★
2,Ground Angel ★★★★☆
3,Misty Moon ★★★☆☆
4,Scrash ★★★★★
~MC~
5,夜桜 ★★★★☆
6,Scabby Heart ★★★★☆
7,Escape ★★★☆☆
8,Desolate Love ★★★★★
~MC~
9,Mermaid ★★★★☆
10,Eternal Delusion ★★★★★
11,Instrumental 2 ★★★★☆
12,菊花 ★★★★★
13,Suicide ★★★★☆
~アルトキMC~
14,Dominator ★★★★★★★★★★★★★
15,Wish Song (Re:NO Version) ★★★☆☆
16,Re:peatedly ★★★★★
17,Raise Your Fist ★★★☆☆

~Encore 1~
18,Deep (Re:NO Version) ★★★★☆
19,Luft ★★★★☆ 
~MC~
20,Defended Desire ★★★★☆

~Encore 2~
21,Ultimate Melodious ★★★★★


全②①曲!(゜∇^d)!



ん゛?どこか違和感が?
まぁ気のせいでしょう( ´,_ゝ`)

今回も長ぁぁぁぁい記事になりますのでお時間のある時に、あるいは通勤・通学の合間をかい潜ってお読み頂きたく思います(*´-`)










~BGM~


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Dazed and Delight Tourの時に比べるとアップテンポな、クラシカル要素も感じるBGM。それに合わせて
「ハイハイハイハイ!」
と叫ぶ客席からの声援が相変わらずドス黒い(笑)
ステージは花道の無いスタンダード型で、お立ち台がセンターと上手・下手に設置されている。
District Zeroの衣装でママ→よっしー→ぴす→トッキーの順で入場しサクサク準備を進める。
おや、ぴすの位置がママ横では無くちゅんぱ横だ。より客席に近い感じ。
そしてBGM中にお嬢も登場。曲が始まってからでは無く、客席に背を向け瞑想。 

ここでこぼれ話。
お嬢は人一倍人見知り&緊張しい&MC苦手。
ライヴ前は登場直前まで「オエッ」と餌付いている。White Crow Tourを実際に観た訳ではないが、その時は一番緊張度が酷かったに違いない。 今となっては、前レビューの「Dazed and Delight」ツアーの時を観る限り小慣れた感が出てたな、と思う。

それから、ライヴDVDとしてこれは良い!と思う所。それは、曲入りで必ずテロップで曲名が表示される解りやすい編集。ヴォーカリストがライヴ中に曲入りで曲名を叫んでも判らない事が多々あるのでこれは助かる。 





BGMをブッ飛ばす様にママのドラミングで曲スタート☆













この入りは!(゜ロ゜)!





1,White Crow
詞:Re:NO 曲:Yoshi

「ぃェー、渋谷ぁ!ツアーファイナル 盛り上がっていくよ!」

いきなりまさか!(゜Д゜)!

White Crowスタートだとは思って無かった!
てっきりアルバム一曲目のScrashでブチアゲスタートかと。だって音源だと割と「静か目メタル」な印象だったし。でもイントロからトッキーのヘドバンにはキレがあって良い。

てか衣装よ!

お嬢・ぴす・トッキーの絶対領域(*´∀`)♪
エロヲタジジイにはたまらん………
て、誰がや!
まぁちゅんぱのストッキングは全体的にビリビリだけど(笑)
よっしーは胸元のトゲがスゲェ痛そうだしローライズの革パンだから屈んだりしたら「半ケツを言い渡す」状態になっちゃう。
12歳未満のお子様には目にpoisonだな。
ママは今回1人で後ろなので見えず。
でも全体的に黒は似合ってて良い(* ̄∇ ̄)ノ

あ、曲は(笑)

レビュー①で触れた通り、思い入れと決意がお嬢の中では一番乗っかってるハズの曲なので、まぁ「泣き」は無いにしても最初に持って来てアリだったのかもしれない。まさに「出発点」の象徴なのだな、と妙に納得。
間奏でお嬢の高速8の字も炸裂( 〃▽〃)♪♪
てかバスドラの音が割れている。と言うかファズが掛かった様な音。ギジギジしてて聞き慣れないコモった感じ。
そして一番の違いはよっしーのアンプ!
イントロの時点ですぐ解る、明らかにHughes &Kettnerでは無くMarshall独特の歪み。




「こんばんわアルディアスでぇ~す! 」
「しぶやぁ、ツアーファイナルぅ、最後まで夜露四苦ぅー!」








2,Ground Angel
詞:Rami 曲:Yoshi

ここで早くもらみちゃん詞の曲来たかぁ~。
しかもこの曲は………!

………出たぁぁぁぁ( 〃▽〃)ぁぁぁぁ~!!

前作で僕を「完全ヲタ」に確定させたお嬢の必殺技「小さい女の子が無邪気に跳び跳ねるやったぁ~!ジャンプ」、略して「少女モード」。
実はお嬢とらみちゃんの比較を前作で行った際に、そのリサーチで歌唱力の凄さにビビったのが「Spirit Black」と「Mermaid」、そしてこの「Ground Angel」。
聴きやすいミディアムスピードの中に天空の壮大感を弱冠感じる爽やかな曲。
らみちゃん詞の曲をお嬢が歌うと、双方それぞれの魅力が味わえる、1度で2度オイシイお得感。
そして「ジョジョ」の荒木先生も驚くであろう、
もはやお嬢の「スタンド」と化す




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アルトマン(笑)

この存在感は完全にAldiousの大黒柱。
で、なぜ「アルトマン」なのかと言うと、トッキーがブログを書いている最中に「アルトママ」と打とうとして「アルトマン」と誤変換した件から(笑) 









3,Misty Moon
詞・ 曲:サワ

すぐさま3曲目。
「ィエ~渋谷アタマ振ってくぇ~!」
の号令によりイントロでお嬢・ぴす・ちゅんぱの8の字………

………?!(゜ロ゜)

ぴすのヘドバンがすげぇ中途半端(笑)
さっきまでちゃんと45℃楕円形やってたのに、何かお菓子売り場でダダをこねる子供みたいな、「イヤ!イヤ!」って。首疲れたのか( ´,_ゝ`)
でも凄く笑顔( ´∀`)
こうして聴いてみると結構激しい曲。そして「み~すてぃ~む~ん☆」
の掛け合いが完璧過ぎる客席(笑)










4,Scrash
詞:Re:NO 曲:Yoshi

すぐさま4曲目。
これぞAldiousだろ!( ☆∀☆)
的なスピード感&メロディアス&ツーバスドコドコ&キレキレなヘドバンちゅんぱ(*´∀`)

そしてやっぱりお嬢の8の字は銀河一。
あの首の柔軟性とバランス感覚、そして両手のビミョーな位置、まさに耽美(*≧∀≦*)
ここだけ編集して1時間位観てたいわ。

花道が無い分、ステージ上でフロント3人は限られたスペースで良く動く。よっしーは色々事情があるのでほぼ定位置。
そしてまたギターソロの時のぴすの「イヤ!イヤ!」が滅茶苦茶気になる(笑)





~MC~

「改めましてこんばんはAldiousです!」
「ウエー!」
「今日はね、えー、ツアーファイナルとゆーコトで、Aldious、メチャメチャ気合い入ってるんだけれどもぉ、渋谷、暴れる準備出来てる?!」
「オエー!」
「おっしゃあ最後までヨロシクぅ!」
と、ここでは終わらない。

トッキー↓
「どーも渋谷の皆さん今晩は~!」 
「イエー!」
「ヤッホー!みんな元気やなぁ。ワタシな、あの今日……
「トッキー!トッキー!トッキー!トッキー!トッキー!トッ」
「何や!何やねん!ちょっと待って東京の人は人の話聞けへんのかぁ?」
ここで、2013年5月にアクシデントにより入院し自分が元気になれるような曲を書いた、そしてバンド活動の為上京し、お嬢との共同作業により完成した掛け合いたっぷりの曲である、とコメント。
「腹の底から声出す準備出来てるかぁ!」
「ウエー!」
「よっしゃ次の曲聴いてくれ!夜桜!」










5,夜桜
詞:Re:NO 曲:トキ

いきなり歌い出しサビから始まるアゲアゲナンバー(*^▽^)/
その後のイントロ~絶妙のタイミングで
ママ「あたまふれー!」
まさに桜の花びら舞い散る景色に相応しいハードなリフ&バッキング。
ギターソロ前のへヴィーな掛け合い、そして恒例のちゅんぱ汁ブシャー!(*´∀`)
お嬢もDQNモード( 〃▽〃)
「渋谷ぁ、コブシ上げてぇ、1つになるぜぇ!」
「ウォイ!」×4。
「オイそんなもんか渋谷ぁ!もっとイケんだろー?!」
「ウォイ!」×20。
ロディアスなアルペジオ&タッピング炸裂のハモりギターソロ。
まさに「ライヴ曲」。高速8の字アリ、かなり盛り上がるトッキー至高の一曲。










6,Scabby Heart
詞・曲:Re:NO

前作の「puffy eyes」と同じ位置。よっしーには作れないお嬢の「ダークポップ」路線。
この種の曲はリズム隊が非常に重要で、メリハリがしっかりしていないとスベる。
puffy eyes」はこれの進化系と言えるのかもしれないが、個人的にはこちらも引けを取らない出来で結構好き。
メンバーが定位置でズシン、と響かせる一曲。 










7,Escape
詞:Re:NO 曲:Yoshi

この曲の詞は、その当時のお嬢が心境そのままに書き、「これじゃダメだ」と言われるだろうと思われていたものがそのまま「ええやん」的に採用された曲らしい。
ミディアムナンバーだが地味にリズムが難しく、ママのバスドラがカッコいい。
そして何と言っても、これはぴすの「初めてベースをピックで弾く曲」!
という事ですげぇぎこちないサワぽが見られる……てか指弾きで良かったんじゃないか普通に(笑)
6,7,の2曲が次の曲への良い布石と言うか繋ぎ目になっている感じ。










8,Desolate Love
詞:Re:NO 曲:Yoshi

はい来ました!これぞAldious!
イントロとともに客席からも
「ぉィエー!!」
と沸き上がる(*´∀`)♪ 
が、ふとVersaillesの「Brave」が頭をよぎる戦隊モノ感。Aメロ前のキメなんかはアブナイ。
が、しかぁ~し!
「私ならあなたに付く卑劣な者さえ消し去るの
あなたまだ私の事よく知らない
教えてあげるわ この目をよく見ていてねペット」
ですよ奥さん!( ´∀`)
「男」と書いて「ペット」!
はい、ドM君達は逝ってヨシ(・ω・)ノ♪
お嬢が色っぽく歌い上げ、カメラ目線でアカンベー(*´∇`*)
そして謎に笑顔全開のサワぽ(笑)










~MC~

「しぶや~~~!」
とここからアルトマン・オン・ステージ。
スポットライトがドラムセットを照らす。本当、後ろに居るのにこれだけ目立つドラマーがかつてY○SHIKI以外に居ただろうか(笑)
「皆さんこんばんは!本当にね、沢山の沢山の………
「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」
「……わかったわかった、じゃあな、じゃあな、ここは全員で行こ。《せーの、アルト》でお願いします せーのっ」
「あ"るとー!!!」
「すばらしい……………いや違うねん!こんなコトをやりに来た訳じゃないねん」
とか色々話してお嬢にマイク返還。







「じゃー次の曲聴いて下さい マーメイド」



9,Mermaid
詞:Rami 曲:Yoshi,Rami 

客席「ぅおーーーぃ!」
2回目のまさか!( ゜o゜)
この曲は前述の通り「らみちゃんの歌唱力にビビった」、そして「らみちゃんの、らみちゃんによる、らみちゃんの為の」曲と言っても過言ではないAldiousが誇る「らみちゃん曲」。(←何回らみちゃん言うねん)
この曲でAldiousに目覚めたワンフーも多い。 
これをお嬢が歌うのか!
歌わせるのか!
まさに真っ向勝負!
さあどうなるんだ!

…………座っとる!( ゜o゜)
お嬢がお立ち台にダルそうに座って歌っている!
こうした動きの変化や表現力、そして眼力は凄く良い。だが………

キツイ!最後のファルセットがキツイ~!
もぅこっちが手に汗握ってまうわ。
しかし良くぞお嬢なりのMermaidを魅せてくれた。多分これから先観られるかどうかわからない。










10,Eternal Delusion
詞:Rami  曲:トキ

「ぇ渋谷ぁ、コブシ上げて行くぜ?!」
「ウォイ!ウォイ!ウォイ!ウォイ!」

Aldiousの2ndアルバム「Determination」収録。この曲も「The らみちゃん」な歌詞の色っぺーアゲアゲ曲なのだが、こちらはしっかりお嬢の色に染まっている。やはり身振り手振りなどの動きや表情は流石。
個人的にはらみちゃんの司会者の様なマイクの持ち方と電池で動く機械みたいな動きはツボなのだが(笑)
そしてトッキーのヘドバンのタイミングは凄く愛らしい。 是非、一家に一台。

よっしーが実際に語っていた事だが、1stや2ndアルバムの方が「テクニック」にこだわっている感じは有る。ギターソロで早弾きやスウィープを見せるのは最初の頃の曲。いかにシンプルに、良い曲を作るか、に変化(進化)したのが前作と言える。


  
 






11,Instrumental 2
曲:Yoshi

メタルサウンドが心地よいインスト曲。
インストと言えば………?
そう、ベースソロでぴすのチョッパーと共に例の黒い声援
「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」
ザ・カオス、アゲイン。
それにしてもあの小さい手で良くやるよ。脱毛。
それぞれの楽器の魅力が引き出され、魅せ所満載のインストはよっしーの手腕。










12,菊花
詞・曲:Re:NO 

レビュー①にて触れていなかったこの曲は、お嬢が17歳の一番辛かった頃にアコギとピアノで作った曲。そして感情移入しすぎてレコーディング当日は泣いてしまいそうで歌録りが朝5時まで掛かったと言う、渾身の一撃。

「胸三寸」と言い、この頃どんだけ病んでたんかな、と色々調べ………

お世辞にも綺麗とは言えない場所で少人数の客前で弾き語ったり、人前で笑顔を振り撒いたり良く見せようとしたり、その裏で芸能界をカジった事による苦悩や葛藤など様々な苦い経験をしたお嬢。
当時の思いをそのまま詞にしたこの「菊花」という曲は、Aldiousのバンドメンバーという仲間を得て、多くの客層を感動させる至極のバラードへと昇華した。
 
アカン、泣いてまうわ(;o;)w

個人的に「Dominator」以外では「Megalomaniac」と並んで一番好きかも。世代が遠過ぎないせいか、どこかで聴いた事のある様な懐かしさを感じるメロディーが非常に心地良く、ストレートで響き易い。
 
今回最後に歌詞を載せるのはこの曲で(^^)d



 






13,Suicide
詞:Re:NO 曲:Yoshi

シングル「White Crow」のカップリング。 
お嬢のダーク路線とよっしーのメタル路線が化学反応した曲で、結構へヴィー。
イントロでトッキーがさりげなく上方に霧吹きブシャー( ´∀`)
ベースが凄く効果的な曲で、ぴすがセンターお立ち台でドヤ顔を炸裂させ弾いている後ろでちゅんぱ&お嬢が「逆ダイ」と言う名の「高速いらっしゃいませ」。
そしてドラムを叩きながらカメラ目線でコーラスのアルトマン。
このライヴ最高潮前のダーク路線は前作で言う「The Breeze at Dawn」に繋がったと思われ、そして~……… 










~アルトキMC~

「シングル、発売ですよアルトさ~ん 知ってたぁ~」
「ワタシ今日初耳やわぁ」
「まじでぇ?え、シングル、発売知ってた人~?」
客席「ウェーイ!」
「ちょっとお、アルトちゃん」
「ホンマやな、みんな情報早いなぁ~」
「ちゃんと予習して来なアカンや~ん」
「ごめんなさい」

的な恒例のやり取りが始まり、よっしー側で大人しく立ち尽くすお嬢。多分放っておいたら1時間は喋ってるだろうと思われ(笑)

「とゆー訳でね、あの~、みんなも楽しみにしといて欲しいですね」
と締めてようやくお嬢に………

「はい、それでは、10月発売の」
「ぉぉ~」
「新曲」
「ぉお~~!」
「聴いてくれ、Dominator!」




お嬢のMCそれだけ?(;・ω・)w





14,Dominator
詞:Re:NO 曲:Yoshi

「暴れるぉお!」

キタ----------------------(°▽°)----------------------!!!

ここで頭ブン回さなきゃいつ回す!( ☆∀☆)
明日でしょ!
いや違うやろ!ここや!

ステージ下方からCo2ガス×4本噴射!!
5人全員8の字………

ぢゃない!ww

お嬢とトッキーはキレキレ最高だが、ぴすは「イヤ!イヤ!」、よっしーは身体の芯をシッカリとロックして首だけ横振り、そしてママは謎に恍惚の表情(笑)
この時はまだ音源発表前だったし演奏ミスらない様に慎重にしている感がモロッコ。

それにしてもまたAメロ途中とか良く解らないタイミングで頭を振り回すトッキーは本当に可愛い(*´∀`)好き放題楽しむ、これ原点なり。

実はこの曲の歌詞、ヴァンパイア的な設定。愛しい気持ちを本能のまま、抑えきれず噛んで殺しちゃう物語。
なるほど、それで最後の詞だけ「~愛していたから」と過去形になってる訳か。最終的に食べちゃった模様です( ´∀`)

ギターソロではちゅんぱ汁発射、そしてラストでまたCo2×4本噴射(*´∀`)♪

やっぱりこのド直球な曲が一番好き(*^▽^)/★*☆♪










15,Wish Song (Re:NO Version)
詞・曲:Aruto

Dominator終わりの余韻のままママのドラムソロ→客席「ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハイッ!」 
そしてぴすのベースが入って来た所で
「しぶやぁ~!おーいーすとー!今日はみんなツアーファイナルやでぇ!最後まで思いっきり楽しんで帰ろうぜー!」

…………ウルフルズか(笑)

知り得る限り、唯一のアルトマン作詞・作曲、そして曲調は完全にアイドル系一体化ナンバー
完ヲタには歓喜の時間であるが、メタルサウンドを求めて来た人間にとっては呑み込むのはかなり難儀。
だが、35回位聞いてると不思議と日常で口ずさんでしまう程親しみやすく小さい子向け。
曲中でトッキーがアコギに持ち変えて演奏したり、柔らかな空気が会場を包み込む。










16,Re:peatedly
詞:Re:NO 曲:Yoshi

「しぶやぁ、暴れる準備出来てるか!」
「ウェー!」
「暴れるよ!」
とリフ入りでトッキー左回転!

と同時にスッ転んだ!!(。-∀-)!!

これDVDをよぉく観ないと気付かない程一瞬しか映っていないが、FC会報にて本人が吐露していたので間違いなし(笑)

そして前作レビューで触れた通り、何と言っても好きなのがこれ!




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この
「オメェら聴いてんのかコラ」
DQN視線( 〃▽〃)♪
 やっぱメタルバンドの看板たる者、多少はアウトロー感出して行かないと。

この曲は様々な要素が盛りだくさん。ママのコーラスは完全にヴォーカルを喰ってるし、よっしーも良く動き回るし、極め付きはぴすのベースソロ。あの時の客席のカオスっぷり………ぁ、失礼(笑)客席全員がぴすに愛情を注いでる感が良く出ているし、楽しく観ていられる。










17,Raise Your Fist
詞:Re:NO 曲:Yoshi

本編ラストはプリンセスプリンセスの………
おっと違った。
「よっしー節」の、みんなで拳を上げる曲。
まぁどんなバンドも一体感を求めるのは当然な訳だが、掛け合いや煽りはさっきのWish Songでお腹いっぱい。この曲はアンコール2曲目あたりが良さそう。
みんなを勇気付けた所でサクサク舞台裏に捌けるメンバー。








~Encore 1~

暗転していて見えないが、ここからお嬢以外のメンバーが過去衣装にチェンジしている。

よっしー→赤いロングアゲ嬢ドレス
ママ→紫のロングアゲ嬢ドレス
サワぽ→ネコさん系白黒ロリ
トッキー→ピンクの幸せ










18,Deep (Re:NO Version)
詞:Rami 曲:Yoshi

「アンコールありがとー!」

銀テープ発射!(* ̄∇ ̄)ノ
前作でお馴染みの明るい青春ロック、というか若干アイドル風味も感じる親しみやすい会場一体化ナンバー。

…………!( ・∇・)!

ちゅんぱのギターが変わっている、てかヘッドにカメラが付いてる!この小型CCDからの画はブレ過ぎてて殆ど採用されていないが(笑)、面白い考えではある。










19,Luft
詞:Rami 曲:Yoshi

「しぶやぁ、アンコール呼んだからには暴れられるよなぁ?!」
「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」
「よっしゃー!暴れろ渋谷ぁ!」

と一変してハードナンバー( 〃▽〃)♪♪
やっとメンバー全員での綺麗な8の字が観られた気がする。

と、気付いてしまったのだが、この当時のお嬢は大体「暴れろ」しか言ってない(/。\)
レパートリーが少ないのは可愛さと絶対領域で赦す。オールOK。
ここからみると前作のツアーの時は
こんな事言える位にまで成長し、おぢさんわ嬉しい限りやわ(*´ω`*)

いや誰が初老じゃ!

何気にこの曲はセトリから外れない鉄板中の鉄板。緩急のつけ方も良くメロディアスで、会場も盛り上がる。
そしてお嬢も歌詞をスッ飛ばす事無く比較的ちゃんと歌っている(笑)





~MC~

「アンコールありがとうございます」
「イエー!!!」

関係者各位、会場に来れなかったファン、そして今この会場で盛り上げてくれているファンへのお礼コメント、からの

「次はですね、最後の曲なんだけど、」
「ェ"ー!」
「……ありがとう、でもね、ヤダ?うるせえよ。ハハハ」
客「(爆笑)」

ズキュ------------------------ン!!(*´Д`*)!!
ドキュ------------------------ン!!!(*´Д`*)!!!


これ一歩間違ったら腹立てる客居るんじゃないかってゆー位スレスレな天然お嬢のDQNが出た瞬間(ノ´∀`*)ww
でもこれはまさに照れ隠しの素が出ちゃった系、そしてその「うるせえよ」の時の笑顔ったらもう!(///∇///)!
なんなんだこの子は?
いちいち人の心臓をぷすぷす刺して来やがって。
ここだけ80回は再生したわ(笑)


あ、続き(笑)
 

「みんなに歌って貰いたい曲なんだけど、もうわかる、わかった人いるかな」
「……………( ・∇・)…………」
「いないの?ウソでしょ?!」
客「(爆笑)」
「マジで?ホントに?………えー、ウソでしょ~?」
と反応が薄いままアカペラで歌い出す。

「たとえ~からだが~ はなれ~ていても~」
客「こ~こ~ろ~は~ ひ~と~つ~!」

「わかってんじゃーん!」





20,Defended Desire
詞:Rami 曲:Yoshi

伝説の記念すべき1stシングル、通称「マジャス」。由来は歌い出しの「My just ~」が「マジャス」に聞こえる件から。
まだ加入間もない事もあり前作より慎重に歌ってる感が出てるが………

ここやな!
この曲やな!
客席にマイクを向ける「楽さ」を覚えたのは!( ´∀`)
サビなんてほとんど客席に歌わせ圧倒的なカオス感を創り出している元凶はこの曲やな!( ^∀^)

Aメロの「遠くを見つめてれば~」でママがバスドラのペダルを踏みつけながら遠くを見つめるモーション。ライヴ後半でもセンターのお立ち台に居る位の存在感は流石(笑)










~Encore 2~

メンバー全員ツアーTシャッターを来て登場。
「みなさぁん、ダブルアンコールありがとうございます!」
「イェー!!」
「今日でホントに、ディストリクト・ゼロ・ツアーが終わっちゃうってなると、凄い寂しいんですけど、えー、でもね、10月のシングル・ツアーも決まってますし、また、みんな遊びに来てくれたら嬉しいです!今日はどうもありがとうございましたー!」

と、各メンバーからコメント。少々省略しながら(゜ο゜)ノ

ト「いゃあ~今日はみんな、ほんまにありがとうございます!入院してたりなんかして、凄い不安な時に支えてくれたのがAldiousの音楽とみんなからのメッセージとか応援とかそーゆーものやったんで 、今回完全に復活出来て、ツアー全部無事に終えてほんまに嬉しいです!みんなありがとー!」

サ「しぶやイェーい!今日はみんなホントにありがとうございま~す!一夏が過ぎ去りました、気付けば海もプールも祭りも行ってないわ~!とか思たケドね、このライブ1つ1つが最高のお祭りでぇ~す!秋のツアーも待ってるよ~!」

ア「はい!はい!」
とここで前作の様な小芝居があり→アルトマンonお立ち台( ´∀`)
「凄い何この眺めドキドキすんなぁ」
「みんなが言ってる通り、ディストリクト・ゼロ・ツアー、全国各地色んなトコ回らせて頂いて、やっとここに来て、ファイナル、5人で無事に迎えられた事がホントに嬉しいです、ありがとうございます!」

よ「今日初めて喋るかな、今日は。5月にアルバムが発売してから9月?4ヶ月経ってようやくツアーファイナル、なんですけども~、Aldious、普段仲が良いんやけどね、1回ちょっと私の責任でモメた事があって。悪かったな~って思った時にメンバーが《Aldiousは5人で1つだ》って言ってくれた事があって……もう~コイツら一生守ってやる!て思いました!これからもずっとずっと付いて来て下さい!よろしくお願いしまーす!」

そしてお嬢へ。

「それでは、ディストリクト・ゼロ・ツアー、ホントにホントにラスト曲です。しぶやぁ、付いて来てくれるー?」
「イョエー!!」
「まだまだイケるー?!」
「ウェー!!」
「後ろ!うしろー!」
「ゥェエー!!」
「関係者ぁー!」
「イェー!」
「おっしゃラストいきたいと思います アルティメットメロディアぁぁス!」





21,Ultimate Melodious
詞:Rami 曲:Yoshi

Aldiousのバンド名を冠した恒例のナンバー。
今まで様々なバンドを聴き、観て来た中で、結構バンド名をそのまま名にした曲はスベる事が多いのだが(笑)
この曲は正にバンドの象徴的な仕上がりになっていて良い。
リフでのヘドバン、Bメロのキメ、間奏のカオスっぷり。(笑)
ドンドン動きまくりセンターお立ち台を取り合いながら客席アピール(* ̄∇ ̄)ノ
ギターソロでよっしー&トッキーがセンターに来た時にちゅんぱ汁ブシャー!!
あれ実はほとんどよっしーに掛かってるらしく「うわ~」って思ってるらしい(笑)
最後は全員で、お嬢も膝を付きながら8の字(*´∀`)♪



「ホントにありがとうございましたー!!」










以上!!!!!




長々と書いて来ましたが、今回の
Aldious~DVD「District Zero Tour~Live at Shibuya O-EAST~」のレビューはこんな感じです(*´∀`)♪

前作のレビュー→「Live Tour 2014 "Dazed and Delight"~Live at CLUB CITTA'~」を書き上げてから今回までの間に、様々な情報を得て解った事が2つ。

1つは、Aldiousは完全に「叩き上げ」であるという事。 
結成時は大阪を中心に活動、フライヤー1000枚配ってチケット売れたのが4枚とかでノルマの「15枚」を達成するのも困難な状況が続く。次第にチケット売り上げが30枚超えて、50枚超えて、デビューシングルの頃に60枚超えて、1stフルアルバムが出てからの対バンツアーで100人超え動員出来るようになって、とバンドマンとして通るイバラの道を歩み、現在走行距離が約20万kmにも達する機材車をメンバーが交替で運転し、運んだりセッティングしたり、全てを自分達で行う。
「女だから」という甘えは一切通用しないシビアな世界で、その状況を自分達が楽しみ、作りたい曲を作り、聴いて貰う。
まさに原点。
ミュージシャンとして真っ直ぐに進む彼女達は本当に美しい。

2つ目は、お嬢の人間力
お嬢の作る曲は基本的に「ネガティブ」が根底にあり、らみちゃんとは正反対。しかし、そこにAldious楽器隊のアレンジやスパイスが加わると、聴く側に勇気を与える様なモノとして生まれ変わる。 
そこで改めて気付いた事、それは、


闇を知らぬ者は輝く事が出来ない」。


語弊はあるが、闇が深く広い程、多くの光を浴びて輝く可能性があるのだという事。
これは自分自身とRe:NOという存在がリンクし、あくまで個人的に感じた事。
でも、それこそがお嬢がリスナーに伝えたい事なのでは無いかな、と思う。


若干某耽美派の兄貴と言いたい事がカブるが(笑)
「恐れないで 醜さを隠さずに生きる事で 人はもっと強くなれる」

………冷静に読むと「醜い」事は否定してないんだが(笑)
 
 

最新の情報で「新ドラマー加入」、「新HPオープン」とまた新たな展開を見せるAldious。

今後も注目して逝きたいと思いますので、また気が向いたら是非読みにお越し下さい!

 



ぐない!






にいちゃん














菊花

今まで休まず守り続けてた
笑う仕事はここでシャッターを閉める

本当の笑顔はどれ?本物の涙も…
僕の心はもうカサブタだらけ

誰も愛さずに誰も許さず
あの頃はまだ幼かった
気付けば手を繋ぎ離していく
そんな日を繰り返してる

白い菊花が見えました
それと同時に君が泣いて
キツく心に巻く包帯は
取れる事はなく締め付けてく

今日も凍りつく地面で寝ているようだ
泣きすぎてしまった赤い目のウサギ

ありふれた蝋燭を捨ててしまえば…もう
【消える事】を恐れる事もない。。

『笑みの無い人になりたくない』
口癖のように呟いてた
人にまみれ汚れ 薬噛んで
損な日がきっと待ってる

白い菊花は枯れました
それと同時に僕も泣いて
キツく心に巻く包帯は
徐々に赤い色に染まる

白い菊花は散りました
それと同時に君が去って
白い心に巻く包帯は
意味の無い僕によく似ていて

白い菊花は消えました
それと同時にみんな去って
指先の痛みも歌声も
徐々に赤い血の色に染まる
今まで休まず守り続けてた
笑う仕事はここでシャッターを閉める

本当の笑顔はどれ?本物の涙も…
僕の心はもうカサブタだらけ

誰も愛さずに誰も許さず
あの頃はまだ幼かった
気付けば手を繋ぎ離していく
そんな日を繰り返してる

白い菊花が見えました
それと同時に君が泣いて
キツく心に巻く包帯は
取れる事はなく締め付けてく

今日も凍りつく地面で寝ているようだ
泣きすぎてしまった赤い目のウサギ

ありふれた蝋燭を捨ててしまえば…もう
【消える事】を恐れる事もない。。

『笑みの無い人になりたくない』
口癖のように呟いてた
人にまみれ汚れ 薬噛んで
損な日がきっと待ってる

白い菊花は枯れました
それと同時に僕も泣いて
キツく心に巻く包帯は
徐々に赤い色に染まる

白い菊花は散りました
それと同時に君が去って
白い心に巻く包帯は
意味の無い僕によく似ていて

白い菊花は消えました
それと同時にみんな去って
指先の痛みも歌声も
徐々に赤い血の色に染まる














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