個人的耽美論 in はてな

ようこそ我が城へ

訃報

こういった場で公開するのは躊躇いもあったのですが

 

ご心配掛けた方々、応援頂いている方々の為に記す事にしました。

 

 秋の情緒を堪能する間も無く冬が訪れ

 

ひとときの日差しが僅かな暖かみを導く折

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12/1朝、母が旅立ちました。

 

享年68歳。

 

余りにも若すぎる旅立ちです。

 

足掛け8年も、癌と戦い入院・退院を繰り返し、幾度の手術を乗り越え

 

並の体力の人なら2年と持たない期間を気丈に生き

 

最期の最期まで立派でした。

 

ライヴや仕事、その他諸々でなかなか会いにも行けず

 

漸く一段落した時に父から連絡が入り

 

急遽到着してから側に居て

 

数十分程手を握っている間に静かに、安らかに旅立ちました。

 

 

 

 

 

 

 

余りにも静かで、お骨となってしまった今でも実感がありません。

 

ふと、もう話をする事も、顔を撫でる事も出来ないのだと思うと寂しくなります。

 

 

 

本当に、最期まで立派な人でした。

 

 

 

もしこの記事をお読み頂いている方が居らっしゃいましたら

 

もし大切な人が居たら

 

 

 

 

 

 

 

 

今一度、命の在り方を見つめて下さい。

 

 

 

 

 

親父はバカ正直でただただ優しく、良く人に騙され、それに警鐘を鳴らし正すのが我か母でした。

 

その半分半分の血を受け継いだ僕は、今まで何の孝行も出来ず、今に至ってしまいました。

 

産んでくれた母の為にも

 

そして余生を全うせんとする父の為にも

 

僕は生き、歌を通じてメッセージを配信し続けなければ、と思っています。

 

この世は無情で、理不尽で、自分を守るのは自分しか居ない

 

国は厄介者を排除し切り替えを選択し、強者にすがる。

 

世界には自分の都合で罪の無い人々を殺める輩が居る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今自分に出来る事は何か。

 

 

 

 

少しでもそのヒントや助力に、我々ビードロギニョルが成る事が出来れば良いかな、と思っています。

 

 

 

 

 

 

 

もう、死者は還って来ません。

 

だから今、出来る事を一生懸命にやる

 

それが今まで旅立った人への敬意となり得るのでしょう。

 

 

 

この世に絶望し生きる事を諦めたくなる時

 

 

 

 

産んでくれた人を想って欲しい。

 

 

 

 

 

もう誰も失いたくない。 

 

 

 

 

 

せめて自分が逝く時は、美しく。

 

華々しく。 

 

後世に何かを遺して。

 

 

 

 

 

 

 

 

より一層、これから頑張ります。

 

 

 

 

 

信じる力を信じて。